借地権の更新について


借地権は、契約期間の満了をもって更新できる場合があります。双方で決めた借地契約の中に更新料の支払いが定められている場合は、更新時に借地権設定者に更新料を支払わなければならないので注意が必要です。更新料の相場は地域によって大きく変動しますが、東京都内の場合では更地価格の2~3%と言われています。更新料は、更新に異議を唱えないことへの対価であったり、地代が安い代わりに借地権設定者が請求するものです。

更新時にはトラブルが多く、契約の中に更新料の支払いについて明記されていないのに、借地権設定者から更新料を請求されたり、高額の更新料を要求されるなど、借地権者が困ってしまう事態が多く見られます。借地権設定者が代替わりしたり、管理する不動産会社が変わって、過去と比較して高額の更新料を要求されると、トラブルに発展してしまうことがあります。

更新時に起こる代表的なトラブルとして、借地権設定者から更新が認められず、借地権を返してほしいと言われてしまうケースです。もちろん、借地権設定者は正当な理由なしに更新を拒絶することはできません。しかし、借地権設定者からの更新の拒絶を借地権者が拒否しても、その後の両者の関係に大きな影響があるのが現実です。